こんにちは、なっちゃそです。
最近Twitterで内定者懇親会って文字をよく目にするので、
あぁ、みんな就活無事終わったんだなぁ。おつかれさまぁ。
と思う一方で、
やっぱり今でもみんな当たり前のように就活して、当たり前のように就職するんだなぁとも思っています。
このブログでも何度か触れていることですが、
わたしは就活が大大大嫌いです。
学生時代自分が就活をしている間も、心底嫌だと思っていましたが、
結局決まった会社が合わなくて、やりたい仕事へと転職した今
明確な目標がない就活はとことん無意味だ
と感じるようにさえなりました。
わたしは就活に失敗しました

まず、わたしが大学生の時に実際にしていた就活について軽くお話したいと思います。
スタートしたのは3年の2月、特にやりたい仕事がなかったのでスタートはかなり遅かったです。
リクナビ・マイナビの解禁と同時に説明会の予約をしたり、ESを書き始めたり。
周りに流されて就活を始める学生の典型でした。
唯一興味があったデザイン職はポートフォリオの壁が高すぎて受けることができず、
自分が何がしたいか分からないけど、何となく興味がある企業をポチり、
思ってもいない志望動機を書いたESを送って、まだあまり知らない会社に面接に行って、
本当はやりたくない仕事を、どれだけやりたいか熱弁する・・・
みたいなことを繰り返していたので、ひたすら落ちまくってました。
スーツで歩くのがちょっと暑いと感じるようになった、就活折り返し地点、
就活が終わらないまま夏に突入するかもという焦りから、人材エージェントに助けを求めました。
そこで自己分析を手伝ってもらい、面接練習をしてもらって無事内定を獲得しました。
でも、その会社を入社して半年も経たずに辞めたわけです。
原因はいわゆるミスマッチ、就活失敗の見本ですね(笑)
みんなが同じタイミングでやりたい仕事に出会えるわけがない

就活を始める学生には大きく2つに分けられると思います。
①すでに好きなことや、やりたい仕事(あるいは入りたい会社)が決まっていてそのために努力をしている学生、
そして、
②大学3年まで就職を特に意識せず、自分がやりたい仕事について考える機会なんてほとんどなかった学生です。
①に当てはまる方にはもう何も言うことはありません、就活頑張ってください(笑)
わたしはまぎれもなく②の学生でした。
大学では英語を専攻していましたが、それを使った仕事に就く気は全くなく、
漠然と旦那に依存しなくていいレベルの収入を得られる仕事がいいなぁ。
くらいの意識しか持っていませんでした。
いざ、就活解禁の時期になっても、
就活って言ったって別にやりたい仕事なんてないし、
というか働きたくないし、
御社を志望した理由なんてないよぅ・・・。
みたいな具合でした。
でも、その状態って普通だと思うんです。
他人が決めたタイミングで、自分が好きなことや将来やりたい仕事なんて決められるわけないんです。
それなのに、国が定めた時期に強制的に自分の将来について考えさせられて、
あるはずもない志望動機を言わされて、
いつの間にか自分のやりたい仕事をすることではなく、
就職をすることがゴールになってしまう。これが日本の就活の闇です。
会社は結婚相手を選ぶのと同じくらい慎重に選びなさいって聞いたことありますか?
今決めた会社に40年間勤めることになるんだからそのくらいの覚悟で決めなさいという意味でよく言われる言葉なのですが、
これってつまり、結婚したくもないのに無理やりお見合いの相手探しをさせられてるようなもの。
しかも期限とプレッシャー付きで。
そんな状態で結婚したってミスマッチが起きるに決まってるし、
結婚相手くらい自分のタイミングで探したいよね!ってこと。
人事ってそんなに見てないと思う
新卒の場合、面接をするのは人事部の採用担当の方が大半だと思いますが、
人事って別に神様じゃないからね。
優秀な人事もいれば、ダメな人事もいるし、
経験豊富な人事もいれば、この間異動になったばっかりの人事もいる。
でも就活生の窓口は人事だから、まずはその人に全身全霊で自分がどれだけ優秀かプレゼンしないといけないわけなんですけど、
わたしはそこに納得がいっていません。
なんでその日たまたま担当だった人事の価値観で自分のこれまでの人生の良し悪しを判断されないといけないのか!!!!
それが嫌だからわたしは今後再就職するとしても、就活はしないと決めています。
視野を広げて選択の自由に気付こう

ここまで徹底的に就活を否定してきましたが、
わたしは就職すること自体を悪いことだとは思っていません。
フリーランスだろうが、会社員だろうが、
自分のやりたい仕事をしているのがあるべき姿だと思います。
でも良い会社に入ったことで満足して思考を停止させちゃだめ。
会社が強い武器を与えてくれているから、
それを身に着けてる自分も強くなったような気がしちゃいますが、
あなた自身は別に変わっていません。
その武器がなくなっても生きていけるように個の力を磨く必要があります。
だから是非視野を広げて就職以外の選択肢もあることに気がついて欲しいです。
今は企業に就職する以外にもたくさんの選択肢があって、どれを選んでもあなたの自由です。
本当に自由なんだからね。
だから、周りのみんなが髪を染めて、髭を剃って、せっせと個性を潰してる間に
あなたはあなたの個性を徹底的に磨いてみてください。
そうやって準備しておけば、いざ本当にやりたい仕事に出会えた時、
躊躇することなく飛び込むとこが出来るようにするために。
Thank U for reading my story:ー)
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