どーも、マレーシア在住Webデザイナーのなっちゃそです。
7月にマレーシアに引っ越してきてからずーっと
マレーシアは住みやすいー!
日本帰りたくねー!
と言い続けているわけですが、ゆうても日本もかなり住みやすいですからね。
今回は具体的にどのあたりが日本より住みやすいと感じるのか、逆に日本に帰りたくなる瞬間はどんな時かについて詳しくお話していきたいと思います。
では、いってみましょー!
マレーシアに移住した経緯についてはこちらに詳しく書いてるのでまだ見てない人は読んでくれー!
Contents
ジム&プール付きのタワマンに格安で住める|マレーシアに移住するメリット
マレーシアって家賃がめちゃくちゃやすいんですよ。
マレーシアに住む日本人はほとんどがコンドミニアムと呼ばれるめちゃくちゃ大きいタワーマンションに住むんですが、それの家賃が大学生でも払えるくらいに安い。
もちろん立地によって安くなったり高くなったりしますが、わたしの住んでいる地域は比較的田舎なので(それでも生活に不便したことはないレベル)
新築、22階、3LDK、プールとジム付きのコンドミニアムに約7万円で住めています。
そういえば先週やっと引っ越せまして、めちゃくちゃ快適な暮らしになりました。
3LDKで、無料プールとジム使えて、家具家電も新品でほぼ揃ってて家賃7万だよ。
もうだめ。もう日本に住めないw pic.twitter.com/NnJrOdCcm5
— なっちゃそ (@chasosan_0624) July 26, 2018
最高じゃないですか?
ジムとプールは無料で使い放題なのでわたしはほぼ毎日利用しています。
ただ!ここはマレーシアなのでどんな建物も日本のように完璧に作られてはいないです。(というか日本ほどなんでも完璧に作られてる国ってないと思う)
日本でも「完璧な不動産はないからどこかで妥協しないといけない」ってよく言われてると思うんですけど、マレーシアの物件はそういう次元ではなくて若干欠陥があるのが当たり前の世界なので
- 壁の塗装が若干適当
- 新築なのに汚れている
- ドアノブとかインターホンとかが謎に壊れやすい
くらいは甘んじて受ける覚悟がないと住めないです。
写真で見ればものすごく綺麗なコンドミニアムも実際に現地に来て見てみたらいろんな欠陥が見つかります。
ちなみにマレーシアのコンドミニアムは一室一室別のオーナーが管理していて、それぞれが最低限の家具を買い揃えてくれるので、家具家電がすでに設置された状態で入居できちゃうのがめちゃくちゃ魅力的。
どのくらいの期間住むか分からない外国人的には最高にありがたいですよね。
気の利いたオーナーさんだと食器やシーツ、洗剤まで用意してくれていたりして入居した日から普通に生活をスタートさせることができます。(うちの場合はシーツは自分で買ったけどキッチン周りはほぼ完璧に揃ってた)
インターネットはもともとついてる家とついてない家があるらしく、わたしの家はついてなかったです。
申し込みしてから数ヶ月前待たされるって噂も聞いてたけど、実際のところ1週間くらいで繋いでくれた気がする。
ちなみにネットは日本と同じくらい高くて月5000円前後です。
移動の99.9%がGrabなので駅まで歩く必要すらない|マレーシアに移住するメリット
はい!
きましたGrab!
もうこれがないと生活できない!アイラブGrab!
これのおかげでマレーシアに来てから電車とか一回も乗らずに済んでいるし、なんなら歩いてすらいないですね。
Grabっていうのは日本でいうUberのことなんですが、GrabもUberも聞いたことないって人のためにちょこっと説明しておくと、
一般人が自家用車を利用して隙間時間にお客さんを運んで収入を得るシステムで、海外ではかなりメジャーになってきているシステムです。
マレーシアも去年まではUberが使えたのですが、最近GrabがUberの東南アジア事業を買収したので、マレーシアみたいに完全にGrabに変わっているところがあるらしい。
みたいな感じ。
日本でもUberはあるけど全然浸透しないし結構高いじゃないですか。ただの贅沢なタクシーみたいな感じじゃないですか。
東南アジアはUberかGrabが完璧に普及していてしかも日本では考えられないくらい安いんですよ。
簡単な移動なら片道200円とかで済んじゃうんですよ。
近所のご飯屋さんに行くだけとかだったら家の前まで迎えに来てもらって店の前で降ろされて150円とか…
そりゃ、歩かなくもなりますわ。

実際の画面はこんな感じ。
青い丸の横に自分の位置を入力して、赤い丸の横に行き先を入力すると

こんな感じで所要時間と金額が出て来ます。これでOKだったら「Book」をタップすると勝手に近くにいるドライバーとマッチングしてくれます。カンタン!ベンリネ!
金額があらかじめ決まっているのでぼったくられる心配もないし、クレジットカードを登録しておけば自動で引き落としされるので海外初心者でも安全にタクシーを利用することができます。
マレーシアに来る際は絶対インストールしておいた方がいいです。
余談ですが、マレーシアってめちゃくちゃGrabユーザーが多くて完全な車社会なので、歩道がほとんど整備されていなくてボッコボコだったり狭すぎて歩けなかったりするんですよね…。まあそこはご愛嬌で…ね(笑)
デリバリー&買い物代行が発達してる引きこもりOK|マレーシアに移住するメリット
マレーシアはデリバリーがかなり発達しています。
わたしがよく利用しているのはGrabfoodとFoodPandaです。
どちらも似たようなものなので食べたいものや、時間帯によって使い分けています。
ちなみにわたしはGrabfoodでタピオカドリンクを頼むのがマイブーム。
日本では並ばないと買えないタピオカがボタン一つで家に届くって最高じゃないですか?
しかも、送料がものすごく安くて基本的に何をどれだけ頼んでも150円で届く!
やばい、便利すぎる…!
実際の画面はこんな感じ。
好きなタピオカ屋さんを選んで、


飲みたいドリンクを選んで好みの状態にカスタマイズするだけ。カンタン!!!ベンリネ!!!!

もちろんタピオカ以外にも食べ物屋さんがずらり。
基本的にショッピングモールや隣町から届けてくれています。
さらにマレーシアは買い物代行サービスまであって、夜ご飯の買い物はもちろん水とか牛乳みたいな思い液体系の買い物をお願いできちゃうんです。
いろんなサービスがあるはずなんですけど、わたしは引っ越してすぐにおすすめされたHappyFreshというサービスを使ってます。

実際の画面はこんな感じ。
ここで利用したいスーパーを選んで、

買って来てほしい商品をポチポチするだけ。
使い方さえ覚えてしまえば日本の通販とほぼ同じ要領で使うことができるので超おすすめ。
ただし!
ここにもマレーシアの落とし穴があります…笑
買い物代行してくれるのは現地の一般の方なので、野菜とかお肉とか個体差がある商品を頼むと、
「ちっさ!もっと大きいやつあったやろ…!」とか
「脂身多いな!もっと美味しそうなやつあったやろ…!」とか
主婦目線で見るとかなりツッコミどころが多い結果になることもしばしば。
買い物代行も180円くらいでやってくれているので、
「180円ならこのくらいのクオリティで仕方ないな…」と広い心で受け入れるスキルが必要ではあります。
それでも自分で買い物に行かなくて良いぶん時間を大幅にセーブできるので使うメリットはかなり多いと思いますよ。コストも単発の利用料だけで会員費的な固定出費は一切ないのもありがたいところです。
ここまでの話を聞いてもうみなさん予想はできていると思いますが、
マレーシアに限らず東南アジアの人は基本的に大雑把なので神経質な人は移住なんてせずに日本にいる方が幸せだと思います。
そのくらいツッコミどころが多い日々を送っています(笑)
自然災害がほとんどない|マレーシアに移住するメリット
マレーシアは日本のように四季がある国ではないので、雨季と乾季に別れていること以外は1年を通して気候が荒れることが滅多にありません。
時々スコールが降ったり、雷が鳴ったりしていますが終日それが止まないということはなくだいたい2時間程度でおさります。
気温もかなり安定していて、毎日28度から32度くらいを行ったり来たりしています。
これだけ聞くと一年中暑いのは嫌だな〜と思う方もいるかもしれませんが、日本の夏のように湿度が高くないので32度まで上がっても体感としてはそこまで暑くはないです。
(そう感じるのは家に出た瞬間にGrabに乗るから暑さを感じる瞬間が極端に少ないからというのも要因の一つだと思いますが…笑)
また、日中は30度を超えるような日でも夜になるとちゃんと気温が下がって過ごしやすくなるので、日本のように熱帯夜で寝苦しい夜を過ごすことはまずないです。
毎年東京の猛暑に苦しんでいた人間としてはこれだけでもかなりありがたいんですが、
マレーシアは地震と台風がこないというのもかなり大きな移住のメリットかと思います。
マレーシアの首都クアラルンプール周辺には活断層や火山が存在しておらず、火山性の地震や地震に伴う津波に襲われる心配がほとんどありません。
世界でもっとも天災リスクの低い地域の一つだそうです。
日本は言わずと知れた地震大国なので北海道以外どこにいても地震の脅威に晒されているし、台風も毎年ばんばんやって来ますよね。
自然災害のリスクに振り回されない人生を送りたいという方はマレーシア移住を検討してみるのはかなりオススメです。
物価は日本より安いが、経済が発展してきているので爆安ではない|マレーシアに移住するメリット(おまけ)
マレーシアに移住を考えている人はもちろん旅行を計画している人にとっても気になるのが物価だと思います。
東南アジアって物価がめっちゃ安くてお土産爆買いできるイメージがありますよね。
ただ、結論からいうと、
期待するほど安くはないです。(残念w)
もちろん日本より高いなーと感じるものはほぼありませんが、
買い物をしていて「これめっちゃ安いやん!」と感動したこともないというのが現実。
ただ人件費が鬼のように安いので、Grabやマッサージ、買い物代行のような人が動くサービスはかなり安い印象を受けると思います。
また、日本の化粧品をマレーシアで買ってもそこまで高くないです。
化粧水や洗顔フォームはやっぱり肌に塗るものなので急に冒険するわけにもいかず、せっせと日本のものを探して購入したのですが、全体的に日本とほとんど変わらない値段でゲットできています。
ただマレーシアは美容業界が結構発達しているらしくコスメブランドも多くあるようだったので、最近は少しづつ現地のものにチャレンジしてみています。
オススメしたい商品を見つけたらこちらで紹介していきますね。
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さて、ここまでマレーシア移住のメリットをお話しして来ましたが、
もちろん文化も常識も違う海外での生活なのでいいことばかりではないです。
ここからは「マレーシア移住のデメリット」をわたしの実体験を元にお話ししていこうと思います。
ご飯があまり美味しくない|マレーシアに移住するデメリット
はい…。「マレーシアの料理は美味しい!」と書かれているサイトも見たことがありますが、わたしの体感ではさほど美味しくはないです。
たしかに日本人の口に合う味付けのものは多いので「まっっっず!!!」みたいな悲惨な思いをしたこともないけど、
「うんまっっっ!!!!!」みたいな感動がないのも事実。
食べ物に関しては日本の方が圧倒的に美味しい!
これは断言できますね。
というか海外に行って食べ物が美味しいとか言っている人をもはや信用してないです。
日本人が日本人のために考えて作ってるんだから絶対日本の方が美味いに決まってるやろ。
現地フードにも好きなものはあるのでときどき食べに言ったりしますが、
無理に現地フードに染らなくてもこっちには日本料理屋がめちゃめちゃいっぱいあるので、
普段はその中でいくつかお気に入りをローテーションして過ごしています。
ちなみに、わたしの現地フードのお気に入りは「ロティチャナイ」というサラサラしたカレーにうっすいナン見ないな生地をつけて食べるやつ。
マレーシアで唯一おすすめの食べ物がロティチャナイなんだけど、ナンとクレープのハーフみたいなモチモチの生地をカレーに付けて食べるお手軽飯で、マレーシアでは基本どこでも食べれて味も安定してる。
このロティ(ナンみたいなやつ)が1つ30円でカレーはまさかのお代わり自由w
世界観がすごい。 pic.twitter.com/3hzy6EKq2U
— なっちゃそ (@chasosan_0624) July 9, 2018
味も普通に美味しいんですが、これ1皿30円なんですよ。爆安!!!!
しかもロティチャナイと呼ばれてるこの生地が30円でカレーは無料でついて来ます。
マックのBBQソースみたいな感覚で。
しかもお代わり自由らしく食べ切ったら「お代わりくれ〜」って言えばもらえるという…
なんなの?
材料費がタダなの?人件費がタダなの?
これはどこで食べても美味しいしコスパの良さに笑ってしまうと思うので、マレーシアに遊びに来て際には是非食べて欲しいですね。
マレーシアの食生活については別途紹介記事を作ろうと思っているんですが、毎回写真撮る前に食べ始めるという失態を犯してるからまだ素材が足りなくて書けておらず…
書けたら是非!見てね!
Amazonがない|マレーシアに移住するデメリット
Amazon…それは通販大好き引きこもりのわたしにとってなくてはならない存在でした…
日本にいる間Amazonとクロネコヤマトに大変お世話になっていたわたしは、「この国にAmazonがない」という現実をまだ受け止めきれずにいます(笑)
マレーシアにも通販は存在していて、LAZADAというんですがこれがお世辞にも使いやすいとは言えず…
どのくらい使いにくいかと言いますとですね、
注文してから2週間くらい待たされるのは普通。
散々待たされた挙句「ごめん。やっぱ届けられないからキャンセルするね。」みたいな感じで勝手にキャンセルされちゃったり。
運悪く配達に来た時間帯に留守だったら「保管してるから取りに来て。」とか言われちゃったりするし。
もーなんなんだ、ふざけ#%HNE’##OK##’T”‘”#$%0)&=#(%”
わかってる…わかってますよ。
日本のAmazonと配達業者の方が異常だってことは。
注文した翌日に届くとか優秀すぎて逆にこわいよ。
これは完全に国民性の違いなので今後の改善も難しいんじゃないかなーと思ってます。
これは海外移住した日本人の宿命ですね、うん。
どこに行ってもそこそこ不潔|マレーシア移住のデメリット
はい、もう半分ネタみたいになっていますが(笑)やっぱりまだ発展途上国なので
道を歩いていて急に異臭がしたり、トイレが汚かったりは日常茶飯事です。
トイレに関しては都心の方はかなり綺麗になってきているので今後の発展に期待できますが、
臭いに関しては食べ物が原因の場合も多いので、改善は無理じゃないかなーと個人的には思ってます。
食べ物って例えばどんなものかって言いますとですね、
コイツ↓

そうなんですよ。
マレーシア人は世界一臭い果物のドリアンがめちゃくちゃ好きなんですよ。
こいつがいたるところで売られているので
「そりゃ異臭もしますよね。」
ということでもう臭いに関しては諦めました。この国は臭いのも文化です(笑)
まとめ|マレーシア移住のメリットとデメリット
はい。といういうことで、わたしの主観ではありますがマレーシアに住む上でのメリットとデメリットについてまとめてみました。
いかがだったでしょうか?マレーシアに住みたくなりましたか?
実際のところ日本の都会で暮らすのに比べて生活費はかなり抑えられるし、
Grabや代行サービスを使い倒すことによって自分の時間も格段に増えるので、わたしのようにフリーランスでたくさん作業したい人は一度来てみるのもいいと思いますよ。
ただ、神経質な人はやめておけ。きっと地獄を見ることになる。
以上!またね!
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