コンテンツマーケティングのメリットとやり方

こんにちは、なっちゃそです。

前回はコンテンツマーケティングの必要性と概念について説明しましたが、今回は一歩進んでコンテンツマーケティングを行うメリットと、実際のやり方について解説していきます。

それでは早速行ってみましょう!

まだコンテンツマーケティングの必要性がわからない!って人はこちらの記事から読んでみてくださいね。

コンテンンツマーケティングって何?どうして必要なの?コンテンツマーケティングの基本を理解しよう

2018.05.15

 

コンテンツマーケティングによって得られるメリット

 

コンテンツマーケティングには顧客の候補になりうる人が情報収集をしている段階で見つけてもらえるという利点の他に企業や商品のブランディングにも副次的効果を発揮します。

 

コンテンツマーケティングのメリット①|広告費用を抑えることができる

まず1つ目のメリットは広告宣伝によって出ていくお金を抑えることができるという点です。

社内にノウハウやリソースがない場合は外部の制作会社やライターに発注する必要はありますがそれでも広告宣伝費としてはかなり少ない予算で取り組むことができます。また、コンテンツ制作を内製化することで外部への支払いをゼロにしている会社もあります。

コンテンツマーケティングは資本力の勝負ではなくアイディア力の勝負に持ち込むことができる世界なのです。

さらにコンテンツマーケティングには従来の広告にはない蓄積効果もあるため、一度発信した後はそのコンテンツ自体の情報価値が失われない限りその企業の資産として機能し続けてくれます。

つまりコンテンツを増やせば増やすほど顧客や顧客候補との接点が増え、費用対効果が増していくのです。

 

コンテンツマーケティングのメリット②|専門家として信頼してもらえる

2つ目のメリットはコンテンツマーケティングを通して、発信をしている企業あるいは個人がその分野の専門家として認識され信用してもらえるようになるという点です。

顧客が興味を持つ情報や必要としている情報をひたすら提供することで「真面目な会社である」「専門的な会社」「○○といえばこの会社」と認知されるようになり、いざという時に確実に選んでもらえる存在になることができます

 

コンテンツマーケティングのメリット③|顧客のロイヤルティを高めることができる

3つ目のメリットは、コンテンツを制作して継続的に顧客と接点を持つことで顧客からの信頼がまし顧客の忠誠心や愛着を高めることができるという点です。

自分たちの専門分野に忠実に、顧客に喜んでもらえるコンテンツを出し続けると「こんなに役に立つ情報を提供してくれる企業=いい会社だ」という印象を与えることができ、顧客に愛される存在になることができます。

顧客のロイアルティが上がることで得られるメリットはこんな感じ

  1. 他者との比較検討がされにくい
  2. 価格競争に巻き込まれにくい
  3. 継続発注をもらいやすい

また、顧客からのコンテンツへの意見や要望を元にサービスの改善を測っていけばさらにファンになってもらうこともできます。

 

コンテンツマーケティングのメリット④|情報の拡散を自然な形で行うことができる

4つ目のメリットは、情報を自然な形で拡散することができるという点です。

良いコンテンツを発信することで、検索エンジンやSNSを通じてコンテンツを探している人が自然に情報を見つけ出してくれるようになり、さらに面白いと思った人はTwitterなどのSNSで友人やフォロワーに紹介してくれるので口コミも回るようになります。

大々的に広告をうったりしなくても、自然な形で情報を拡散していくことができるのです。

 

コンテンツマーケティングのメリット⑤|幅広い地域に向けて情報を発信できる

5つ目のメリットは幅広い地域をターゲットにビジネスを展開できるという点です。

これまで中小企業などの従業員数が比較的少ない会社では物理的に距離が離れている地方の会社などを取引先にすることは難しかったのですが、コンテンツマーケティングを効果的に実践することによってその距離の壁を取っ払って日本中の会社にをターゲットとすることができます

さらに従来までは企業の海外進出は非常にハードルが高いものでしたが、コンテンツマーケティングを多言語で展開することができればグローバルをターゲットとすることができ、テストマーケティングなども非常に安価に有利に行うことが可能なのです。

 

顧客に求められるコンテンツの作り方

 

では実際に顧客に喜ばれる情報を発信していくにはどうしたら良いのでしょうか。

今回は実際にコンテンツマーケティングを行い、顧客の信頼を勝ち取った企業の事例を用いて説明していきますね。

 

事例①|Mint.com

 

Mint.comとは、ネット上で個人の資産の管理ができるサービスで銀行口座やクレジットカードを紐付けることによって毎月の収入や出費、資産やローンの残高を自動で管理できるサービスで、2007年にアメリカで生まれた会企業で急成長の末、大手企業に買収されています。

しかし、最初から順風満帆に運営できたというわけではなく、まだスマホも普及する前でロールモデルや類似しているサービスもない中で無名のベンチャー企業の新しいサービスをいかに知ってもらいユーザーの信頼を獲得するかが大きな課題となっていました。

コンテンツマーケティングを行う上で最も大切なことは、サービスを提供したいターゲットは誰でどのようなコンテンツを求めている人なのかを明確にすることです。

Mint.comの場合は、ローンを組んで大学の学費を払い、その結果社会人になるときに数百万の夫妻を抱えた状態で働き始めるという境遇にあった20代の若者でした。

彼らには「どうやってローンを返済するか」「いかに節約しながら日々の暮らしを楽しむか」と言った関心事があるため、Mint.comは「Mintlife」というビジネスブログを開設してお金と節約にまつわるコンテンツを継続して発信しました。

また、ビジネスブログ以外にもインフォグラフィックスや動画のような様々な形態でコンテンツを作成し、さらにはTwitterや、FacebookのようなSNSも利用しコンテンツを拡散しています。

Mint.comは

  1. ターゲットの興味に沿ったテーマを選び
  2. 相手の目に届くように様々な携帯のコンテンツを作成し
  3. それらをSNSなどでしっかりと拡散する仕組みを作った

というステップを踏んだことが成功のポイントとなっています。

通常だと、企業が伝えたいことと、読者が受け取りたいことは相反するケースが多いため、企業は商品には関連性が高いが読者からの共感は得られない(右下)コンテンツを発信しがちです。

しかし、コンテンツマーケティングを行う上では読者目線が基本なので図の左上のコンテンツを充実させることが大切です。

読者の共感を得やすいコンテンツで多くの読者を獲得することができれば、そこから右下のコンテンツに誘導していくことができます。

Mint.comがコンテンツマーケティングを行なった結果得られた成果がこちら

  • 大手企業に買収されるまでに150万人のユーザー獲得
  • 検索エンジン経由のトラフィックを長期に渡って集められる
  • ビジネスブログがブロガーの間でも有名になり、ブロガー経由で認知度が高まった
  • ビジネスブログという形でコンテンツを自社に蓄積することで広報PR活動がやりやすくなり、メディアへの露出が増えた

 

コンテンツマーケティングは良質なコンテンツを継続的に蓄積することで時間が経つほどに影響力を増すことができるのです。

 

 

事例②|デジタルスタジオ

次はデジタルスタジオという企業の事例を紹介します。

デジタルスタジオは企業向けにLive Commerceという海外市場に向けて行うEコマース(越境EC)のソフトウエアを提供している企業で、営業スタッフがほぼ0にも関わらず、毎月新規顧客を獲得し続けています。

デジタルスタジオが提供いているソフトウエアは多機能で使いやすい優れた製品ですが越境 ECというニッチな市場ゆえに多くの顧客が「海外販売は難しそう」「自分たちには無理」と思ってしまうため、販売当初は顧客の獲得が難しかったそうです。

さらにこういった層の顧客はニーズが顕在化する前の段階にあるため、コンテンツマーケティングを使って自然な形で顧客を引き寄せ育てていく仕組みを作る必要があったのです。

デジタルスタジオも、最初はビジネスブログの開設からスタートしています。

ここでの記事のテーマはあえて越境ECに絞ることなくECシステムの選び方、ECでの集客の仕方、読まれるメルマガの書き方など、広くEC全般をテーマにしていました。

その後、顧客のメールアドレスや電話番号などを獲得する(=リードジェネレーション)仕組みづくりに取り組んでいます。

デジタルスタジオは「中小企業が世界に顧客をもつ夢を叶える」というタイトルのビジネスブログの記事ページ下のバナーで無料小冊子の案内をし、顧客がこの小冊子をダウンロードする際に自分の名前や連絡先(リード情報)を入力するという流れの仕組みを作り上げました。

さらに、この小冊子は自社のサービスの紹介は全体の20%程度に抑え、「海外市場の魅力と現状」や「どうして海外販売はうまくいかないのか」といった内容を中心とすることでブログの読者に越境ECに興味を持ってもらえるきっかけを作っています。

デジタルスタジオのビジネスブログはEC全般をテーマにしていますが、必ずしも全ての読者が見込み顧客になるというわけではありません。越境ECについて書かれた小冊子を提供することによって潜在顧客の中からデジタルスタジオにとって優良な顧客になり得る見込み顧客(ECに取り組んでおり、かつ海外販売に興味を持っている人たち)を選別しすくい上げることたできるというわけです。

小冊子をダウンロードした人やメルマガの購読登録を行った人には社長が越境ECの最新動向をまとめたメールマガジンを配信しています。このメールマガジンを送ることで、顧客と継続的に連絡を撮り続け、かつ顧客の越境ECの可能性や実務についての深い理解を得ることができます。

デジタルスタジオでは定期的にオンラインセミナーを開催し、海外販売の実務について深く知りたい人をターゲットに顧客の不安を解消する内容を提供して申し込みにつなげています。

デジタルスタジオには営業の役割を果たす人がいないため、その代わりとしてインサイドセールスと呼ばれる電話で見込み客と連絡をとる役割の人がいます。

ここでいうインサイドセールスは、テレアポや売り込みではなく小冊子をダウンロードしたりセミナーに参加してくれたりした人に足りない情報はないか疑問点はないかなどと質問して必要な情報を提供することを目的としています。

さらに、デジタルスタジオにはコンサルタントと呼ばれる契約してくれた顧客がソフトウェアを使いこなせているかを確認し、積極的に顧客をサポートする役割を持ったポジションを設けています。

彼らがいることで、顧客の満足度を高め継続的な契約を獲得することができているのです。

 

まとめ

 

今回はコンテンツマーケティングを行うメリットと、実際にそれを使った事例を使ってコンテンツマーケティングのやり方を解説しました。

コンテンツマーケティングのメリットをうまく掛け合わせて、当初予想していなかった層にまで情報を届けることで顧客の幅を広げることもできます。

次回の記事では、コンテンツマーケティングの成功に必要なポイントを紹介していくのでそちらもチェックしてくださいね!

ではでは。

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